No.01 クラッチ分解
No.02 排気バルブ確認
No.03 マフラー焼き
No.04 キャブ清掃
No.05 小休止 1
No.06 フォークオイル交換
No.07 スプロケット交換
No.08 ドライブチェーン交換
No.09 ミニツーリング'01秋
No.10 ブレーキメンテナンス
No.11 小休止 2
No.12 ミニツーリング'02冬
No.13 冷却水チェック
No.14 ツーリング '01 夏
No.15 ミニツーリング'04夏
No.16 転職ツーリング05夏
No.17 突然の出動

SUZUKI RGV250γ VJ22A L |
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排気バルブを掃除します。 分解して見て分かったけどすごい有様。こんなもんでちゃんと役に立ってたのか、非常に疑問です。
作業は文章にすると簡単ですが、問題は沢山ありました。
シャフトの抜けどめのボルトにねじロックが使用されていてなかなか外れない。シャフトと駆動アームの固定止めねじ(バルブアームストッパボルト)はねじロック使用のうえ、トルク指定80〜120kg・cm。バルブ抜けどめねじ(スプリングストッパボルトとバルブスクュ)はなんにもなしだけど、なぜか固着してまわらない。
六角レンチのねじはレンチ自体がねじれながらも何とか回ったが、十字のスクリューなんか回るはずがない。で、登場したのが、インパクトドライバー。
ねじにあてがって頭をプラハンでガツーンとたたくと、しっかり回ります。何とかなるもんだね、日頃の行いかな。
何とかばらして各部をチェック。
排気ガスが通る面には写真のようにカーボンが付着。おこげ見たいな感じになってます。もとがどんな色だったかもわかりません。 まさかこれほどとは...

洗ったあとはかなりきれいになりました。しかし、材質はなんでしょう?なんともへんな色でさっぱり想像つきません。7075のアルマイトとか?
触るのに抵抗がなくなりました。触りたい〜とまで思う。
洗浄にはワコスのリムーバーを使いました。こいつをかけてしばらく置くとバルブ先端のこびりついたカーボンが浮き上がってきます。お勧め。
こいつのおかげでクラッチカバーが鏡面仕上げになりかけました。途中で諦めたけど。
円筒状になって対になって組みつけられます。三段構造のバルブアッシのスライドで全開・中開・全閉を切り替えます。
じつはこいつらは一応作動はしていたようで、始動時にはセルフクリーニングで1回、全閉→全開→全閉と駆動していました。
ピークパワーのダウンはあまり感じてなかったので問題はなかったのかも知れません。どのサイトを見ても排気デバイスはすごいことになってるって書いてますので、自分のはましだったのかもとおもってます。まあ、あんまり走ってないし。

こいつが今回の影の立役者WAKOSのリムーバーです。ぶしゅぶしゅとダマになって噴射されるスプレーで、なかなか強力!
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