お父さんとお母さんと廉のCRF
No.01 小さな一歩
No.02 もう夏も近い
No.03 空梅雨
No.04 ウインナー祭り
No.05 泥田坊祭り
No.06 CRFならぬPW50
No.07 minimoto JAM 2008
メンテナンス
No.01オイル交換他
No.02 配線修理

HONDA CRF50F AE03 |
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「小さな一歩」
私が初めてバイクに乗ったのは高校三年生の8月1日でした。
原付免許の学校の免許取得解禁日が8月1日だったので15年ほど経った今でも正確な日付が分かります。はるか遠い勝岡にある運転免許センターで合格者のみ対象の実技教習の場面でのことです。
その時乗ったのはホンダPAL。私としては横においてあったDioに乗りたかったのですけど、今にして思えばDioだろうが、PALだろうがどうでもいい話ですね。
とても緊張していて(その頃はそういうことでも緊張できていた)その時どんな風に感じたかは覚えていません。ただウインカーがきちんと出せなかったのが非常に心残りだったことだけ覚えています。
実際に初めて公道で走ったのはその夏のアルバイトでの酒屋の配達でした。
このときにやっと、「アクセルをひねることで前に進む」ことにいたく感激し、これだったらどこまでも行けると胸を躍らせました。
そのバイクはシャリーでしたから、どこまでも行けるには程遠い乗り物だったわけですけど、その当時は足でこがなくても進むってことだけで良かったのですね。
大人なら誰でもそんな感動を覚えているんじゃないかと思いますが、そんな場面を小さい時分に迎えてしまった子供たちはそのことをどう感じているのでしょうか。もしかしたら、特に感動などしていないのかも知れませんね。
物心付いたときからバイクを見てきた彼らは、我々普通の大人と違って、バイクを自然に普通の存在としてみているのかも知れません。それが良い事か悪いことか、はたまたどっちでもないことか、子供たちが大人になった時に答えがでるでしょう。
近くの河川敷に練習に行ってきました。先週今週と続けて今のところ計3度。約3時間弱の練習時間になったでしょうか。
初めは一緒に乗って感覚をつかみ、飽きて来たら一緒に乗ったままハンドルを任せてみる。何とか動かせるようになったら一人で乗って、ほんのチョット進んで止まる、進んで止まるの練習。ちゃんとブレーキを掛けて止まれるようになったら徐々に遠くまで走らせてみて、ころあいを見てカーブ状にUターンさせる。
最終的には大きく8の字を描けるようになりました。
初めはまったく動かすことも出来ず、よたよたしながら右に左に立ちごけしかかるのを横から支えてやらないといけなかったのが、つんつんのバレリーナ状態で何故か安定して走り出し安定して止まれるようにもなりました。
子供の吸収力には目を見張ります。上達するには素直に訊くのが一番なのでしょうね。難しく考えると余計に巧くいかなくなる。
これからどうしていこうか、考え中。出来ることなら早いうちにコースを走らせてやりたいのですけどね。基礎だの基本だのは後から付いてくるから(と、いうか、趣味に必須項目などない!基礎などくそ食らえ!(笑)まず楽しい事をさせてやりたいなあ。

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